海外中古車輸出の輸送方法を徹底解説!
RORO船・コンテナ船・その他の輸送手段
中古車輸出ビジネスで海外バイヤーにスムーズに車を届けるために、
輸送方法の違いやコスト、安全性を徹底比較してわかりやすく解説します。
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中古車輸出の輸送方法をわかりやすく解説
中古車輸出ビジネスでは、海外バイヤーへの安全で効率的な輸送が成功の鍵。
最も多く利用されるのはRORO船とコンテナ船で、輸送コスト、輸出先国、車両台数に応じて最適な方法を選びます。
🛳 RORO船(Roll-on/Roll-off Ship)
RORO船は自動車が自走して船内に格納できる特殊船で、中古車輸出で最も一般的。効率的な大量輸送が可能で、PCC(Pure Car Carrier)も含まれます。
⛴ コンテナ船(Container Ship)
特別な事情や高級車輸出の場合に使用。40FTや20FTのコンテナに車両を積み込み、輸出先バイヤーに安全に届けることができます。輸送コストはRORO船より割高ですが、盗難や損傷リスクを抑えられます。
🌸 その他の輸送方法
日本海側ではロシア帰りの材木船を活用した輸送や、韓国向けフェリー輸送など、多様な方法があります。バイヤーのリクエストに応じて柔軟に対応可能です。
中古車輸出の輸送方法は?
ひまり、海外に中古車を輸出する際、RORO船とコンテナ船、どちらがよく使われるか知っていますか?
その通り。RORO船は自動車を自走で積み込める船で、特にPCC(Pure Car Carrier)は効率的です。輸出先国にサービスがあればRORO船での輸送が一般的です。
へえー、そうなんだ。やっぱRORO船が多いんですね。
アフリカのケニアやタンザニア、最近ではガーナやトーゴ、ナイジェリアなど西アフリカの方まで広く日本からのRORO船は就航しています。
ではコンテナ船の場合はどうでしょうか?特に高級車や特殊なケースで使われます。
私、飛行機の大きなお腹が開いて機内に車が積み込まれている姿を見たことあります。
そうです。急ぎのバイヤー向けには小さなコンテナに大切に車を収納して空輸します。また、日本から中国の港までコンテナで運んで、そこからモンゴルまで鉄道で輸送する方法もあります。
ええ、モンゴルだけじゃなくてカザフスタンなどの内陸の国へも、日本からコンテナで中国の港までいったん運んでから鉄道に載せ換えて輸送しています。
コンテナにには、20フィートの小さなコンテナから40フィートの大きなコンテナまであり、20フィートのコンンテナには車が1台分、40フィートのコンテナだと4〜5台分、場合によっては10台分ぐらい積め込んで運ぶことができます。
えー、そんなにたくさん入るんだ! まるで自動車の満員電車だね
そう、いちおうコンテナ内に木材でフレームを組んで車同士が傷つかないようにしては運ぶんだけど、それでも現地でコンテナを開くと傷ついてしまっている場合も多いです。
えー、傷ついて到着したりすると海外バイヤーからのクレームになったりしませんか。
それは全くないですね、彼ら海外バイヤーもそのことはしっかり理解しているし、そんなに細かいことには拘らないというか大らかなバイヤーさんが海外バイヤーには多いですね。
いますね、そういった方は40フィートにたくさん台数を積め込んだりはしません。20フィートに1台だけ大切に積め込んで運びます、例えば高級なポルシェとか生産台数の少ない名車などを日本から輸出する海外バイヤーさんに多いですね。
さらに、日本から直接船が行っていないカリブの小さな島では、近隣の港まで輸送して、そこから小型フェリーに積み替えて輸送します。
そうです。こうした輸送ルートの選択も、輸出先や車の台数、輸送コストに応じて最適化されます。バイヤーの希望に合わせることが大切です。
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