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第1章:中古車輸出ビジネスの流れ

🌏 世界に、あなたの車を走らせよう!

中古車輸出ビジネスは、誰にでもチャンスがあります。
このページでは、初めての人でも迷わないように、
海外へ車を送り出すまでの5つのステップを分かりやすく紹介します。

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中古車輸出の手順

中古車輸出は会社ごとに売り方や仕入れ方が違うのが面白いところ。でも、どのやり方でも共通する基本の流れが必ずあります。ここでは初心者にも分かりやすく、実務で使える5つのステップにまとめました。

1 売買契約 — 取引条件をはっきりさせる

まずは販売価格と輸出条件(FOB/CFR(C&F)/CIF など)を決めます。支払い条件は手付金+船積み後残金、あるいは前金(全額)など。代金回収リスクと競争力のバランスを考えて条件を設定しましょう。

2 船積み手配 — Booking と通関を確実に

契約成立後は船積み(Booking)と輸出通関の手配。船会社からはB/L(船荷証券)、通関業者からは輸出許可通知書を受け取ります。書類の取り違えや抜けがないようにチェックを。

3 代金回収 — 入金確認が最重要

船積み完了をバイヤーに連絡して残金を請求します。B/Lや重要書類は入金確認後に渡すのが基本。特に国際取引では、入金確認が済むまでは慎重に進めましょう。

4 船荷証券(B/L)の発送 — 所有権の移転

入金を確認したらB/Lを発送して所有権を移転します。CIF取引なら海上保険証券も同送。国によっては輸出抹消証明書や英文翻訳の提出を求められる場合があるので、必要書類はまとめて送るとスムーズです。近場の国ではサレンダー(元地回収)で対応することもあります。

5 自動車リサイクル料の還付申請 — 忘れずに申請

輸出が完了したら、自動車リサイクル料の還付申請を行います。申請先には次の書類が必要です:B/Lのコピー、輸出抹消のコピー、輸出許可通知書のコピー。還付は利益の一部になるので必ず手続きしましょう。

補足:輸出先の国や支払い条件(例:L/C=信用状)によって追加の手続きが生じます。輸出検査が必要な国もあるため、相手国の規制は事前に確認してください。

問い合わせ先(参考):
自動車リサイクル輸出返還事務センター TEL:0570-064-860

以上が基本の5ステップです。

次のレッスンでは、それぞれの手順で実際に使う書類例(B/L・Proforma Invoice など)と、商談成立までの具体的な流れを詳しく学んでいきます。

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Published in中古車輸出ビジネス実務講座

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