私がオークションに入ったきっかけ

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オークション会場の準備

最寄りの警察署に行って、無事に古物商許可証は取得できましたか。

何のために、わざわざ警察署まで行って、古物商許可証を取得してきたのでしょうか。もしかして、ただ何となく、自動車屋さんは新車だけでなく中古車も取り扱うから、古物商許可証が必要なのだろうと決めつけ、取得しに行っていませんでしたか。

もちろん、中古車を取り扱うからなのですが、

ただ中古車を海外販売するだけならば、特に古物商許可証は必要としません。極端な話、古物商許可証なんて取得していなくても、中古車を海外に輸出することは出来ます。

中古車オークション会場に入会するためには、必ず古物商許可証が必要なのです。

中古車オークション会場

そうなの?
それじゃ、中古車オークション会場に入会しないで、中古車を海外販売するのならば、別に古物商許可証って取得しなくても大丈夫ってことなの。

そうよ。もしかして祥恵も知らなかった?

あなたは車屋さんですよね。

自動車の海外グローバルビジネスに興味はあるけど、実はまだ車屋さんではない。

中古車オークション会場にも入っていません。だったら、オークション会場に入会しましょう。

「オークション会場に入会したいです」

どこの中古車オークション会場でも、入会するに当たって古物商許可証を取得していることは、入会の必須条件です。まずは古物商許可証を取得しましょう。

警察署で古物商許可証を取得できているのならば、比較的入会しやすい中古車オークション会場があります。最寄りの警察署で古物商許可証を取得できたのならば、まずはそちらの中古車オークション会場に入会しましょう。

私がオークションに入ったきっかけ

私が、中古車オークション会場に入ったきっかけは、最初に社会人として就職した自宅近所に在った自動車整備工場でした。学校は、もう高校までで十分というか、大学へは進学せずに自宅近くの自動車整備工場に就職した。

高校は少しやんちゃしていた私は、高校生活が嫌いで、学校にはあまり行かず、要するにヤンチャしてて出席日数ギリギリで一応卒業しました。

自動車整備工場の社長には、ニューヨークから日本に帰国したばかりの頃、弟と一緒に野球していた少年野球のコーチでよく面倒みてもらっていました。長身で短髪だった私は、男の子たちの中で野球していても男の子にしか見えなかった。

毎日、つなぎの作業着で通勤し、一日じゅう車の下に潜って作業する自動車整備工の仕事が私は好きだった。もう一生、車の下だけ潜って整備だけしていたいと思っていた頃、私は社長に中古車オークション会場へ連れていかれました。

これからは、おまえが店の店舗に仕入れる中古車を仕入れなさい。

初めての中古車オークション会場

社長にそう言われ、オークション会場のスタッフに写真を撮られ、私専用のオークション会場の入館証が手渡された。

「どうせ普通の服装なんか持っていないんだろう」

オークション会場からの帰り道、社長は作業着姿の私を会社近くの紳士服のアオキに連れていき、ネズミ色のブレザーとスカートを一式買ってくれました。レジ脇に置いてあったベージュのパンティストッキングまでカゴに入れてくれた。

すっかりスカートをはかない生活に慣れきっていた私だったが、ヤンチャだった私を拾ってくれた社長の言葉だけに、中古車オークション会場へ出入りする時はいつもそのネズミ色のスカートをはいて通っていた。スカートなんて、嫌いだった高校の制服以来だった。

中古車オークション会場の来館者は、基本的におじさんが多かったが、可愛い女の子もたまに見かけてフワフワの女の子らしいスカートをはいてる子も見かけることもあった。

それでも、私は社長にもらったネズミ色のスカートでいつも通っていた。

「社長、ネズミ色のスカートでなく、もっとおしゃれなの買ってあげれば良いのに」

整備工場の最近、孫娘にピンク色のフリル、レースのワンピースを買ってあげたという同僚が、私のスカートを見て、社長に進言していた。

ネズミ色のスカート。グレイではない、もちろんグレンチェックなんかではぜったいない、まさにネズミ色のスカートだったが社長にもらったそのスカートが気に入っていた。

同僚のおじいさんが言ってたネズミ色のスカートという表現も気に入っていた。

当時、日本国内の景気はあまり良くなく、自動車業界も羽振りが良くなく、中古車オークション会場での入札者たちもチョボチョボとした入札ばかりだった。

そんな中、私はオークションの才能を発揮し、私だけは景気よくバンバン入札・・などお店のこと考えると到底できるわけもなく私もチョボチョボ入札だった。

中古車オークション会場には外国人も多く、彼らはバンバン高値で入札しまくっていた。

国内販売の車屋さんは、どの人もみなチョボチョボと少額を入札しているのに対して、外国人の入札者たちは一気に工学の予算をバンバン入札しまくっていた。

会社に戻って社長に話すと、彼らは落札した車を自国に輸出しているのだと教えてくれた。日本の自動車は輸送費をかけて自国に送ってもさらに高値で売れるのだという。

その話を社長から聞いたときは、特にそうなんだとしか感じていなかった。

でも国内景気はどんどん悪化していき、国内販売組の入札は控えぎみ、外国人たちはその分もどんどん飛ぶように落札していく。

そうなってくると、さすがに私も海外販売が気になってくる、社長にうちも海外販売できないか相談するようになっていた。

社長も、これからの自動車販売店は国内販売だけでなく海外販売も視野に入れていかないとダメだなと考えるようになっていたが、うちの会社は社長も、まなみ以外の従業員もけっこう高齢なスタッフばかりだった。

社長は、まなみは自動車の海外販売にチャレンジしなさいと告げた。

そして、社長は自分の会社を閉社した。

閉社して最後まで気がかりだったのは、まなみのことだった。社長は、まなみの中古車オークション会場の入館証を会社名義からまなみ個人名義のものに変更してくれた。

一番最初にやったことは、古物商許可証を取得することだった。

古物商許可証は中古車オークション会場に入会するために必要な資格です。中古車オークション会場は古物商許可証を持っていないと入会させてくれません。

これまでは、自動車整備工場の従業員として、中古車オークション会場に出入りしていたため、会社で古物商許可証を持っていたので、まなみ個人としては古物商許可証を持つ必要がありませんでした。

これからは、個人で中古車オークション会場に出入りすることになるので、まなみ個人として古物商許可証を取得していなければならなかったのです。

逆にいうと、中古車オークション会場に入会しないのならば自動車の海外グローバルビジネスを始めるのに古物商許可証は必要ありません。

でも、中古車オークション会場に入会しないと輸出する自動車を仕入れられないから古物商許可証は必ず必要になりますよね。

社長、それは考えが単純すぎ。

別に中古車オークション会場からでなくても、輸出する自動車を仕入れる方法はいくらでもあるのだから。例えば、近所の車屋さんに自動車を輸出したいから業販でお店の車を卸してくれと提携するのも仕入れの一つです。

例えば、自動車の買取会社や解体会社をやっているのならば、ユーザーなどからいくらでも輸出する自動車は入手できるから、入手した自動車の一部を海外に輸出したって良い。

まあ、買取会社がユーザーから中古車を入手する場合には、国内で中古車を取り扱うことになるから、そっちで古物商許可証は必要になるだろうけどね。

そうか!私がプリンセストレーディングを起業した時は、中古車オークション会場からの仕入れ以外を考えていなかったから古物商許可証を最初に取得したけど・・

中古車オークション会場以外からの仕入れだけを考えてい流のだったら、別に古物商許可証は取得しなくてもよかったのか。

まあ、仕入れ先が確実に安定できるから、他の仕入れ方法があったとしても中古車オークション会場には入会しておきたいところではあるけどね。

私はプリンセスを起業する時に古物商許可証は取得したけど。

まなみは、いつ古物商許可証を取得した?

私は自動車整備工場から独立して、当時の社長がオークション入館証を私個人名義に変更してくれた時に取得した。

あ、さっき、それ聞いたね。

でも、まなみは、その以前から自動車の整備工したり、オークション会場に出入りしたりしていたでしょう。

していたよ。その当時は働いている会社、自動車整備工場で古物商許可証は取得していたから。

会社の古物商許可証で働いていたのか、今のゆみと同じだね。

ゆみは、私の取得したプリンセスの古物商許可証で働いてるし。

そうだね。でも、ゆみちゃんはホームページのWEBデザインとかしてるだけだけどね、自分でオークション会場とかは全く出かけないし。

これから自動車の海外グローバルビジネスを始める人でも、既に会社で車の国内販売してる人ならば会社の古物商許可証を使えばいいから、改めて取得する必要もない。

これから全く新たに自動車の海外グローバルビジネス始めるのならば、古物商許可証の取得は、よほどの自動車の仕入先を持っているのではない限りは必要だね。

古物商許可証はどうやって取得する?

それは、古物商許可証を取ろうを見直してね。